「旦那が浮気をしているかも!」と感じたら、事実関係をはっきりさせようとして、浮気の証拠を探したいと思うでしょう。
しかし、自分自身で調査をしたほうがいいのか、探偵に依頼をした方がいいのか迷ってしまう方は多いです。
また、「探偵に依頼したほうが良さそうだけど、自分でやる場合よりどれだけ結果が違うかわからない」という方も多いはずです。
結論を言いますと、探偵に調査を依頼することをオススメします。
その理由は、次の2つです。
- もちろん費用はかかるが、それ以上に大きなメリットがある
- 自分で調査をする場合、デメリットがあまりにも大きい
ただ、「これから浮気調査をするために、どういう方法をとればよいのかわからない」という方はたくさんいます。どれだけの違いがあるのか不明だからでしょう。
そこで、このページでは「浮気調査を探偵に依頼をする場合と自分で探るメリットとデメリット」を、私の経験から感じたことやわかったことを踏まえて、解説していきます。
浮気調査を「探偵に依頼するのか」、あるいは「ご自身で行うのか」迷われている場合にお役立ていただけると幸いです。
目次
1.探偵に浮気調査を依頼するメリット
探偵に依頼するメリットは、次の3つがあります。
- 不貞行為の証拠をおさえることができる
- 浮気相手の氏名、住所を特定できる
- 調査報告書を提出してもらえる
ここでは、探偵事務所に依頼するメリットについて、詳しく紹介します。
1-1.不貞行為の証拠をおさえることができる
探偵会社に浮気調査を依頼する最大のメリットは、「不貞行為(配偶者を持つ人が、それ以外の異性と性的関係を持つこと)の証拠をおさえることができる」ということです。
ここで言う、「不貞行為の証拠」とは、旦那さんが不倫相手とラブホテルに出入りしている写真などの、言い逃れのできない証拠です。
具体的な内容を知りたい場合、以下のコンテンツをご覧ください。
この証拠の有無で、裁判や交渉のときにあなたが有利な立場になれるかどうかが、大きく変わります。
探偵は尾行調査や張り込み調査の特殊スキルや、証拠撮影に必要な特殊機材を持ったエキスパートの集団です。その探偵が2~3人のチームを組んで調査を行います。
そのため、自分(素人)では難しい調査も可能なのです。
実は、証拠写真は誰が写っていて、何をしているか明確なものでなければ、証拠として成り立ちません。
たとえば、あなた自身で旦那さんがラブホテルから出入りしている写真を撮影しようとするとします。「ピンボケ」していたり、「正面からの写真にならなかった」場合、誰が写っているかわからない写真になることがほとんどです。
さらに、ホテルに入るときの写真を撮るためには、尾行をしなければいけません。
これだけのことを、バレずに行うのは至難の業です。
このことから、自分自身で不貞の証拠をおさえることは、ほぼ不可能と言えます。
一方、プロの探偵は、短い時間で確実に証拠をおさえられるように、特殊訓練を受けているのです。そのため、不貞行為の証拠をつかみたい場合は、探偵に依頼することをオススメします。
1-2.浮気相手の氏名、住所を特定できる
旦那さんの浮気相手に「慰謝料を請求したい場合」や、「今後、旦那さんに関わらないで欲しい」といった話し合いを始めるには、少なくとも相手の氏名と住所の特定が必須です。
尾行調査を行っている中で、旦那さんと浮気相手が別れて帰路につくタイミングが必ずあります。そのときに探偵に指示を出すことで、浮気相手を尾行し続けることができます。
その結果、相手の帰宅した場所、つまり自宅の住所を特定することができるのです。
さらに、浮気相手宛の郵便物のあて名を確認したり、ゴミをあさったり、聞き込み調査を行うことで氏名を特定することができます。
これを素人が行おうと思っても思い通りにはできないでしょう。やはり、プロである探偵に依頼することで、確実に証拠を押さえられると考えてください。
1-3.調査報告書を提出してもらえる
調査報告書があることで、あなたが有利な立場になれます。
この調査報告書には、「旦那さんが浮気相手と、いつ、どこで、どのような行動をとったか」が、現場の写真付きで明記されています。
これによって、証拠の信頼性が各段に高くなり、裁判でも示談交渉でも有利になれるのです。
「調査」という名の通り、探偵に調査をしてもらわなければこれを証拠として提出できないのです。
ただし、報告書の内容に不足や不明確な部分があると、証拠力が弱くなります。いい加減な業者や、スキルの低い探偵が作成する報告書は、この傾向があるのです。
そのため、当サイトでオススメしている、「原一探偵事務所」や「HAL探偵社」のような、信頼性が高い探偵事務所を選ぶことをオススメします。
2.探偵に浮気調査を依頼するデメリット
当然ながら、メリットがあればデメリットがあるものです。
特に、のちに金銭トラブルや説明不足による、トラブルが起きることがあります。
そういった事態を避けるためにも、デメリットをよく理解して、依頼をする前に注意深くチェックしましょう。
2-1.調査費用がかかる
探偵に調査を依頼するには、当然ながら費用がかかります。
東京都の調査料の相場は、「調査員2名あたり1時間15,000円~20,000円」が一般的です。
これは、「一般社団法人東京都調査業協会」の現会長・菊池秀美さんに電話で直接、「2017年6月現在の一般的な調査費用」を確認した結果です。
これに加え、諸経費(探偵の交通費や車両代など、調査を行う上で実際にかかった費用)が上乗せされます。そのため、1日の調査で、10万円近くかかることも多いです。
この内訳に関しては、以下のコンテンツを参照していただければ詳細を確認できます。
しかし、「調査費用を安くすまそう」とばかり考えていると、次のような悪徳業者に引っかかることになりかねません。
- 費用の水増し請求をする
- 調査期間をわざと延長させて、後日多額の費用を請求する
- いい加減な調査で証拠とは言えない結果を出して、再調査をするはめになる
そのため、「費用を安くおさえる」ことよりも、「信頼できる探偵事務所に依頼することを心がけた方が、結果的に安くすむ」と考えましょう。
2-2.調査の結果、証拠が得られないことがある
探偵事務所に調査を依頼しても、「旦那さんは浮気をしていない」場合は、証拠を押さえることができません。
これは、「浮気をしていない」のだから、当然のことです。
しかし、「調査を依頼した期間中に、たまたま浮気をしなかった」とも考えることができます。
つまり、「費用をかけたのに、何も証拠を得られなかった」という状況になる可能性があるのです。
そのため、たとえ証拠がつかめなかったとしても、「浮気をしていないということだから、不安に思わなくていいんだ」というように、納得できるようにしておく必要があります。そのためには、調査結果が信頼できる探偵を選ぶことが大切です。
2-3.気を付けて探偵を選ばなければいけない
先にも何度も述べてきた通り、依頼する探偵事務所は慎重に決めなければいけません。
前払いで費用を払ってしまうと、誰でも「その費用を無駄にしたくない」という心理が働きます。悪徳業者はこの心理を利用して、「調査結果が出なかったため、調査期間の延長が必要です」と、依頼者に連絡してくるのです。
これが続くと、何も結果が出ないまま、費用が100万円近くかかってしまうことがあります。
実際に、私が「原一探偵事務所」へ無料相談に行ったとき、相談員さんが「そのような事例は多い」とおっしゃっていました。
具体的には、「少なくとも月に4件は別の探偵事務所に依頼しなおして、しっかりと結果を出したいという相談があります」と言っていたのです。
こういった事例のように、他社で調査をやり直すと、さらに時間と費用がかかってしまいます。
そのため、「見積もりの安さ」ではなく、必ず「実績」と「知名度」がある探偵を選びましょう。
「優良な探偵の選び方」については、下記の関連記事をご覧ください。
また、当サイトでもっともオススメしている「原一探偵事務所」は、他社と比べ物にならないほどの調査力を持っています。もちろん、相談は無料であるため、見積りを依頼するだけでもよいでしょう。
安心して調査を依頼することを最優先で考えた場合、こちらを選ぶことをオススメします。
3.自分で浮気を探るメリット:費用がかからない
自分で調査を行う場合のメリットは、「費用がかからない」ということしかありません。
多少の出費はあったとしても、「ボイスレコーダー」や「GPS」の購入費や、尾行の交通費程度で、3万円ほどで足りてしまうでしょう。
しかしながら、証拠を押さえるのは難しいということは忘れてはいけません。
自分で調査を行う方法は、下記の記事を参考にしてください。
4.自分で浮気を探るデメリット
自分で調査を行う場合、次のデメリットがあります。
- 気付かないうちに違法調査を行っている可能性がある
- 旦那さんにバレやすく、取り返しがつかなくなる可能性がある
- 不貞の証拠をおさえることが難しい
自己調査はメリットに対して、非常に大きなデメリットがあります。いわゆる、「ハイリスク、ローリターン」になることがほとんどです。
そのため、自分で行うときは、細心の注意を払わなければいけません。
次にデメリットの詳細を解説します。よく読んでから行動に移しましょう。
4-1.気付かないうちに違法調査を行っている可能性がある
自分で浮気調査を行うと、「いつの間にか違法行為を行っていた」ということになりかねません。
浮気調査に限らず、スマートフォンなどの個人の所有物の中身や、旦那さんのプライベートを覗き見る行為は、まったく関係のない第三者の重大な個人情報を、あなたが入手する可能性があります。
また、法律上はいくら夫婦とはいえ、「個人のプライベートは守られるべき」という考えがあります。
このことから、個人の情報や行動の把握に関しては、法律で規制されていることが多いのです。
具体的に、浮気調査で抵触する可能性がある法律は、下表の内容になります。
調査方法 | 抵触する恐れのある法律 | 夫婦間の違法性 |
旦那さんの携帯やスマートフォンのロックを許可なく解除し、中身を覗き見る行為 | 信書開封罪 プライバシーの侵害 | 夫婦間であっても、違法となる可能性がある |
尾行調査や張り込みを行った場合 | ストーカー規制法 | 執拗につけまわしたり、相手に恐怖を与えている場合、夫婦間でも違法行為 |
Gメールなどのウェブ上でログインする媒体のアカウント情報を不正に入手してログインした場合 | 不正アクセス禁止法 | 夫婦間でも、明らかな違法行為 |
スマートフォンに「盗難防止用アプリ」を許可なく、または利用目的を偽ってインストールし、監視する行為 | 不正指令電磁的記録の供用罪 | |
GPSで現在地を確認する行為 | プライバシーの侵害 | 夫婦の共有物にGPSを設置、かつ正当性がある場合、違法性は問われない (カバン等の個人所有物に設置した場合、違法となる可能性あり) |
調査のため旦那さんの浮気相手の自宅へ侵入する | 住居侵入罪 | 浮気相手は他人であるため、明らかな違法行為 |
知り合いに尾行や張り込み調査を依頼する行為 | 探偵業法 | 依頼の報酬として金銭の受け渡しがある場合、違法行為 |
もし、違法は調査を行った場合、次の2つのデメリットがあります。
- 違法な調査で得た証拠は、それが明確に不貞行為を示すものであったとしても、裁判において証拠として認めらない
- 「違法行為を行った」として逆にあなたが訴えられ、慰謝料を支払う、もしくは実刑判決になる可能性がある
そのため、自分で浮気調査を行うときは、「法律に抵触しないか」をしっかりと確認してから行うようにしましょう。
ただ、中には違法調査、もしくはグレーゾーンの方法だけを紹介して、そのリスクを説明しないサイトが多く見られます。
さらに、「そもそも浮気をする旦那が悪いのだから、家庭を守るためにどんどん調査しましょう」と、煽る記事もあるほどです。
しかし、どんな理由があっても、違法行為には変わりありません。上記のような言葉に惑わされず、冷静かつ、客観的に判断して行動することが大切です。
4-2.旦那さんにバレやすく、取り返しがつかなくなる可能性がある
浮気調査は、ターゲットに調査していることがバレてはいけません。
対策をとられて、たとえ探偵に調査を依頼したとしても、その後の浮気調査で証拠を捕まえることが難しくなってしまうからです。
もし、あなたが旦那さんを長時間尾行していたら、「見覚えがある人(明らかに妻)が、ずっとつけてくるし、挙動不審だ…」と感じて、警戒するでしょう。
また、旦那さんがトイレやお風呂に言っているすきに、スマホや携帯をのぞき見することも危険です。急にあなたの部屋に戻ってきて、携帯を操作しているところを目撃されることも考えられるからです。
あなたが浮気調査をしていることがバレてしまったら、旦那さんは警戒して浮気の証拠となるものを消去してしまうでしょう
また、しばらくは浮気相手と会うことをやめるなどの対策をとるはずです。
このようになってしまっては、証拠がつかみづらくなってしまいます。そのため、バレずに調査を行う特殊訓練を受けた探偵に、依頼をすることが望ましいと言えます。
4-3.不貞の証拠をおさえることが難しい
先ほどから何度も伝えているように、自分自身で旦那さんが浮気相手とラブホテルに出入りしている現場をおさえることは、非常に難しいのです。
そのため、素人でもできそうな調査方法は次になります。
- 携帯やスマートフォンの中身(メールやLINE、画像など)のチェック
- 旦那の所持品チェック(見覚えのない避妊具がないか)
- レシートやクレジットカードの明細チェック
- GPSによる行動チェック
- ボイスレコーダーによる会話内容チェック
しかし、どれだけたくさん上記のものを集めたとしても、「不貞の証拠」とは言えません。
なぜなら、旦那さんと浮気相手が、肉体関係を持ったことを証明できないからです。
たとえば、GPSの履歴がラブホテルを示していても、「一人で休憩していた」という言い訳をされる可能性があります。また、ボイスレコーダーで浮気相手と肉体関係を示すような会話を録音できていたとしても、「演技の台本を読み合わせていた」と言われるかもしれません。
このような言い訳は、浮気されている立場からしたら「そんなわけないだろ!」と、逆上しかねないでしょう。
しかし、第三者目線では、「旦那さんの言い訳の状況は、可能性として少なからずあり得る」と考えられます。さらに、それが真実かどうか、確認のしようがないからです。
そのため、「不貞の証拠」とは認められないのです。
もちろん、どんなに些細な証拠でも、あった方が良いでしょう。もしかしたら、旦那さんが浮気を白状してくれるかもしません。
しかし、この項で説明したリスクと、旦那さんが浮気を否定する可能性を考えると、無理をして自分で調査をする必要性は少ないと考えられます。
まとめ
自分で調査を行うにしても、探偵に依頼をするにしても、当然ながらメリット、デメリットがあります。本記事で、このことについてご理解いただけたのではないでしょうか。
「どうしても自分で調査をしなければ、気がすまない!」という方でなければ、信頼のできる探偵事務所に調査依頼することをオススメします。
自分自身で調査をするという、「中途半端でリスクの大きな方法」よりも、プロに依頼をして確実に不貞の証拠をおさえに行った方が、あなたが有利な立場になれる可能性が桁違いに高くなるからです。
「どうしても費用が気になる……」という方でも、当サイトで紹介しているような信頼できる探偵事務所であれば、決められた予算の中で証拠を取りに行くプランを立ててくれます。
当サイトで紹介している、おすすめ探偵事務所は基本的に無料で相談ができます。さらに、相談後は相談員さんと電話、メールで何度も質問が可能です。
そのため、依頼する、しないにかかわらず、相談をすると良いでしょう。有資格の相談員が、的確なアドバイスをくれます。
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