「妊娠中は夫が浮気をすること可能性が高い」と、聞いたことがある方は多いはずです。そのため、これから子供を作る、もしくは妊娠中の方は誰もが不安に感じてしまいますよね。
私も妊娠、出産の経験があるので、とてもよくわかります。
しかし、妊娠中は男性もストレスが溜まり、浮気をしやすい状態です。
性生活が満足に行えなかったり、妊娠中のあなたのイライラをぶつけられたりすることで、心を満たしてくれるほかの女性を探してしまうからです。
では、どうしたら旦那さんの浮気を防止できるのかというと、「相手の気持ちを思いやる」ことがただ一つの方法です。
しかし、「思いやるっていっても、具体的にどうすればいいのかわからない……」と悩んでしまう方もいるはずです。
そこで本ページでは、「妊娠中に浮気をする具体的な理由と、その防止法」を紹介します。
妊活中や、妊娠中で不安に感じている方は、よく読んで参考にしていただけると幸いです。
目次
理由1.妊娠による体調不良でセックスを拒み続けられる
セックスは性欲を満たすだけでなく、夫婦間の愛情を確かめ合うためのスキンシップです。
そのため、体調が悪いからといって無下に断られ続けると、旦那さんは「妻からの愛情を感じられなくて寂しいし、性欲を発散したい」というストレスが溜まります。
その結果、あなたにバレないように、ほかの女性で寂しさを埋めつつ、性欲の処理をしてしまうことがあるのです。
女性は、妊娠中のホルモンバランスの変化で、つわりや倦怠感(けんたいかん:心身の疲れによって、だるく感じること)、眠気などに悩まされる方が多くいます。
この体調不良から、身体を動かすことが面倒になり、性欲が湧かなくなることが度々あります。また、お腹の中の子供への影響が気になってしまうでしょう。
さらに、「早く休みたい」という気持ちから、旦那さんからのセックスの誘いをいい加減にあしらってしまうのです。
これは女性にとって、当たり前のことですよね。
もちろん、旦那さんは「妻は妊娠中でつらい時期だから仕方ない」と思い、ぐっとこらえています。
しかし、「ガマンしている」ということは、「ストレスを溜め続けている」ということとイコールです。そのため、この状態が数ヶ月続くと、「ストレスを発散したい」という気持ちが強くなります。
このことから、妊娠中に旦那さんが浮気をする可能性が高くなるのです。
防止法1.旦那さんの気持ちを尊重したセックスの断り方を心がける
セックスを断る場合、次のことを心がけることで、旦那さんの浮気防止につながります。
- 旦那さんと向き合って「ごめんね」と優しく謝る
- セックスができない理由をしっかりと伝える
なぜなら、嫌そうに断られたり無視されたりするときよりも、愛情を感じるからです。
実際に、妊娠中に旦那さんからセックスを求められた場合、「つわりで気持ち悪いの!そんなことする気にならないからやめて!」と頭ごなしに否定したとします。
妊娠中は想像以上につらいため、ピリピリしてしまいがちですよね。
すると、旦那さんは「いくら体調が悪かったとしても、その言い方はないだろ!」と言いたくなるはずです。
ところが、よほど常識がない旦那さんでない限り、あなたの体調や、お腹の赤ちゃんを気遣わなければいけないことはわかっています。そのため、不満を抑えこんでしまうのです。
その結果、性的欲求と寂しさを埋めるため、浮気をしてしまいます。
しかし、エッチを求められたとき、「今は、つわりがひどくて、どうしてもできないの。ほんとうにごめんね」と、理由をしっかりと伝えた上で、謝ったら旦那さんはどう感じるでしょうか。
あなたの状態を理解して、「体調が悪いんだから、そりゃそうだよね。こちらこそ、つらい時にごめんね」と、思いやりの気持ちで接してくれるはずです。
このように、あなたから旦那さんの気持ちを大切にしてあげることで、旦那さんに愛情が伝わります。
そのため、夫婦間の信頼関係や愛情を感じて、浮気という「裏切り行為」を防止することができるのです。
ただ、妊娠しているあなたからすると、「正直なところ毎日だるくてつらいのに、夫の気持ちを考えて相手するなんて面倒くさい」と思うでしょう。
しかし、浮気される心配を考えたら、多少無理してでも旦那さんの気持ちを考えてあげることをオススメします。
つらい時だからこそ、相手のことを考えられることが夫婦長続きの秘訣です。
防止法2.普段以上のスキンシップを心掛ける
普段よりも多く、次にあげるようなスキンシップを取ることで、浮気を防止することができます。
- キスやハグ
- 疲れたときは、旦那さんに膝枕をしてもらう
- 旦那さんに、大きくなったお腹を触ってもらう
- 手をつないで歩く
- 一緒にお風呂に入る
- マッサージをしてもらう
セックスの代わりにスキンシップを取ることで、夫婦間の愛情を感じることができるからです。
先ほども述べた通り、妊娠中の体調不良や妊娠経過で、セックスをすることが難しくなります。そのため、あなたと旦那さんが直接触れ合う機会が減ってしまうのです。
女性は、自分自身の身体に変化が出ることで、「妊娠しているのだから、スキンシップが減るのは当たり前」と感じるでしょう。
しかし、旦那さんは、自分の身体に変化がありません。そのため、子供ができたという実感がわかず、「妊娠したことによる、あなたの態度の変化」に感情がついていけないことが多いのです。
つまり、旦那さんは急にセックスという愛情表現が少なくなったことで、寂しくなったり不安になったりしてしまいます。
この旦那さんの気持ちを解消させるために、積極的にスキンシップを取っていきましょう。
理由2.情緒不安定になり旦那さんにつらく当たってしまう
妊娠中のストレスを旦那さんにぶつけてしまうことで、外に癒しを求めて浮気をしてしまいます。
もちろん旦那さんも「妊娠中はホルモンバランスの乱れで、情緒不安定になりやすい」とわかってくれるでしょう。
しかし、突然一方的に責め立てられたり、ヒステリーを起こされたりすることが日常的に起こると、現実逃避したくなるものです。
具体例としては、家事などを旦那さんが手伝ったときのやり方と、あなたが求めていることのギャップがある場合などです。
旦那さんは、妻の身体を気づかってサポートしようしているはずです。
しかし、あなたがイメージしていることと、旦那さんがやっていることに「ずれ」ができてしまいます。これは、普段はほとんどあなたに、まかせっきりになっているため仕方がないことです。
ただ、これが妊娠中の情緒不安定も相まって、ひどくきつい怒り方をしてしまう原因の一つです。
旦那さんは良かれと思ってやっているにもかかわらず、この状況が何か月も続いたらストレスが溜まり、「浮気をしたい」という感情が芽生えるのは自然と言えます。
防止法1.できるだけ妊娠中のイライラを夫にぶつけない
少しでも、旦那さんにストレスをぶつけないように、あなたのストレスを発散することは、浮気防止に有効です。
旦那さんが感じるストレスを、軽減できるからです。
たとえば、次のようなことで気分転換すると良いでしょう。
- 友人とおしゃべりを楽しむ
- 趣味に没頭する
- 夫婦でパワースポットへ出かける
- 散歩をする
- 好きなものを食べる
妊娠中の情緒不安定はホルモンバランスの変化によるもので、生理現象に近いのです。そのため、気を付けただけではほとんど効果はないでしょう。
そのため、あなた自身で積極的に、ストレスを解消することが必要になります。
防止法2.落ち着いているときに夫に謝り、感謝を伝える
先ほど、「できるだけ妊娠中のイライラを夫にぶつけない」ことをお伝えしました。
しかし、ホルモンバランスの乱れが原因のイライラは、自分でもわけがわからなくなります。この情緒不安定がおきると、あなた自身が気づかないうちに、夫に対して怒っているのです。
そのため、少しでも気分が落ち着いているときに、旦那さんに「いつもきつくあたっちゃって、ごめんね」と謝ることや、「そばにいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えることをオススメします。
恥ずかしくて照れるかもしれませんが、驚くほど効果的です。
「ねぎらい」や「いたわり」の言葉をかけるだけで、旦那さんは「妊娠中なんだから、すこし機嫌が悪くなるのは当たり前。もっと妻を大切にしよう」と思うからです。
さらに、「あなたのことが大好きなことには変わりないからね」と、愛情表現をすることで、浮気防止の効果が高くなります。
ここで大切なことは、「旦那さんへの感謝の気持ちを忘れない」ということです。この気持ちを表現することで、夫の自尊心や寂しさが満たされます。
その結果、「あなたから愛されている」と感じて、「不倫や浮気をしたい」という気がうまれることはなくなるのです。
そのため、「旦那さんがいたから妊娠できた」、「旦那さんが働いてくれているから子供を育てられる」という感謝の気持ちを常に忘れないように心がけましょう。
防止法3.定期健診やマタニティスクールなどに夫婦で通う
妊娠中の情緒不安定で旦那さんを責めてしまうことを、「女性特有のヒステリーだ」と勘違いする夫がいます。
そのため、普段のケンカのように感じることが積み重なり、嫌になってしまいます。その結果、浮気に走るのです。
これは、「妊婦に対する知識が少ないこと」が原因です。
この事態を避けるには、定期健診やスクールなどに一緒に通って、知識を身につけることで、あなたの身体や体調の変化に対する理解をしてもらう必要があります。
その結果、あなたが突発的に暴言を吐いてしまったとしても、「今は妻が不安定な時期で仕方がないことだし、一時的なことだから大丈夫。今は妻を支えてあげよう」と考えるようになるのです。
理由3.お腹の子供にかかりきりになり旦那さんを寂しくさせている
お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、出産の準備や、通院をする時間が増えます。すると、旦那さんと接したり、向き合って会話をしたりする時間が減りがちです。
そのため、旦那さんは寂しさを埋めてくれる相手を求めて、浮気をするのです。
あなたは、妊娠により体調不良で生活しづらくなったり、お腹の中にいる赤ちゃんを気にかけたりしなくてはいけません。そのため、いろいろな不安を抱えて、妊娠前に対して心境が変化しています。
しかし、一方で旦那さんは、自分自身にはまったく変化がありません。あなたの変化は頭ではわかっていても、今までと変わらない対応を求めてしまいます。
その結果、お互いの感情にギャップが生じてストレスが溜まることで、妻が夫に対して冷たい態度をとってしまうのです。
このことから、旦那さんは寂しさを埋めるために、妻に求めていたものを他の女性に求めるようになり、不倫や浮気をする傾向があります。
防止法1.あなたから積極的に会話をする
あなたから積極的に話しかけることで、旦那さんの寂しさが満たされます。その結果、浮気を考えなくなるのです。
しかし、積極的といっても、「出産や育児でかかるお金」や「これからの仕事」など、現実的でストレスが溜まりやすい話題ではやめましょう。
そうではなく、次にあげるような、「将来の幸せな話」をオススメします。
- 子供と一緒に旅行に行く計画
- 子供がいる幸せな家庭をイメージできる話題
- どんな子供に育ってほしいか
このような話をすると、未来に対してポジティブな感情が生まれます。
その結果、それを実現しようと、あなたを今まで以上に大切にしてくれるはずです。
理由4.妊娠中の身体や身だしなみの変化で女性として見ることができなくなる
男性は、妊娠中の妻の見た目が変わっていくことを、受け入れられない場合があります。
また、つわりや頭痛などの体調不良や、身体が重く動きづらいことから、女性としての身だしなみをついついサボりがちです。ときには、一日中パジャマですっぴん、髪の毛はボサボサという日も多くなってしまいますよね。
しかし、旦那さんからするとあなたに異性としての魅力を感じなくなり、浮気や不倫をする可能性が高くなります。
なぜなら、男性は女性の魅力を、外見を重視して判断するからです。
これは、狩猟時代の名残で、男性は良い獲物を見定めるために「視覚的判断力」が、発達していることが理由です。
さらに、アメリカ・カリフォルニア州立大学の研究結果から、「男性は女性と5分間の会話をするだけで、男性ホルモンの分泌量が50%も増加し、その増加量は相手が美人であるほど高くなる」ということがわかっています。
あなたからしたら、「妊娠中でしんどい思いをして生活しているのに、見た目が変わったくらいで浮気するなんて、ふざけるな!」と言いたくなるでしょう。
しかし、これは男性としての本能です。
女性が男性と口ケンカするときに、感情にまかせて、次々と昔の話を持ち出すのと同じように、仕方ないことでもあります。
さすがに化粧もせずに「おばさん化」してしまったら、妊娠しているかどうかは関係なく、夫は嫌になってしまうでしょう。また、同じ妊娠中の女性からしても、「いくらなんでも気を使わな過ぎる……」と思われてしまいます。
これでは、夫が浮気するのは当然と言えます。
防止法1.妊娠中でも女性らしさを保つ努力をする
旦那さんの浮気を防止したいのであれば、体調が悪くて思うように身体が動かなくても、最低限の身だしなみは整えましょう。
また、見た目だけではなく、仕草や接し方にも気を付けるように心がけると、さらに効果的です。
もちろん、妊娠前のように、常におしゃれでキレイな女性でいることを勧めているわけではありません。
普段は、「おばさん化」していなければ大丈夫です。毎日お化粧をして、髪形も寝ぐせのままではなく、すこし整えるくらいで十分でしょう。
ただし、旦那さんと出かけるときは、しっかりとおしゃれをして、デートのつもりで楽しむことをおススメします。
「これから母親になる」と、自覚することは大事です。
しかし、この場合、浮気をされないために肝心なことは、あなたは「母親である前に一人の女性だ」いう意識を持つことです。
そのため、あなたは「女性である」ということを忘れてはいけません。
理由5.里帰り出産で旦那が自由になる時間が多い
里帰り出産は、次の理由から浮気をするきっかけになりやすいです。
- 旦那さんは急に一人になって寂しく感じる
- あなたの身体の変化を見ることができず、「父親になる」という自覚を持ちにくい
- 一人になったことで自由になる時間増える
これらのことが重なり、かなり浮気をしやすい環境と言えます。
また、あなたが里帰りをするまで「セックスを我慢してきた」という気持ちが強い男性は、急に性欲を解放してしまうでしょう。
そのため、風俗や出会い系サイト、合コンなどを利用して、ほかの女性と関係を持とうとする可能性が高くなるのです。
防止法1.里帰り出産をする場合は夫とマメに連絡を取り合う
里帰り出産で実家にいる場合、マメに連絡を取るようにすることがただ1つの浮気防止策です。
頻繁に連絡を取り合うことで、旦那さんの寂しさを和らげることができるからです。
また、スマートフォンが普及して、テレビ電話や画像送信も簡単にできるようになりました。
これを活用して、あなたのお腹の画像を送ったり顔を見ながら話したりすることで、「毎日頑張っている妻を大切にしなくちゃ」という気持ちを強くさせることができます。
また、日々変わっていくあなたのお腹の様子を見せてあげることで、「父親になる」という自覚を持てるようになるのです。
まれに、里帰りすると妻が夫を監視できないという理由で、知人に監視を頼むケースがあります。
しかし、この方法はオススメできません。
なぜなら、旦那さんが「共通の知り合いに見張られている」と感じることがストレスになり、あなたに対して不信感を持つようになります。
そのため、この感情が後々、浮気や不倫につながる可能性があるからです。
あなたが直接、夫の状況を確認できないとしても、旦那さんを縛り付けるような方法はやめておきましょう。
まとめ
このページでは、わかりやすくするために、浮気をする理由それぞれに対して、防止策を紹介させていただきました。
浮気の防止法は端的に言ってしまえば、「旦那さんの気持ちを尊重して、前向きな気持ちでコミュニケーションを取る」ということです。
あなたから積極的に行動することで、旦那さんもあなたに対して今まで以上に信頼感や愛情を感じることができます。
その結果、浮気の心配をする必要がないほどの夫婦仲になっているはずです。
妊娠中でつらいのはわかります。
しかし、より良い夫婦関係を作るためにも、自分本位にならずに旦那さんの立場も考慮したうえで、進んでコミュニケーションをとることをおオススメします。